文献詳細
文献概要
救急診療
重篤な気管支喘息患者の発作を診たとき
著者: 光井庄太郎1
所属機関: 1岩手医大内科
ページ範囲:P.84 - P.85
文献購入ページに移動はじめに
気管支喘息患者の死亡状況をアンケートにより調査すると,80%は発作時に死亡し,その70%は発作そのものによる窒息死である.このことより,重篤な発作ではその処置のいかんが生命を守る鍵といえる.したがって喘息発作をみたとき,それが生命に危険なものであるか否かは即座に判定されねばならない.
気管支喘息患者の死亡状況をアンケートにより調査すると,80%は発作時に死亡し,その70%は発作そのものによる窒息死である.このことより,重篤な発作ではその処置のいかんが生命を守る鍵といえる.したがって喘息発作をみたとき,それが生命に危険なものであるか否かは即座に判定されねばならない.
掲載誌情報