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疫学
先天性心疾患と不整脈
著者: 高尾篤良1
所属機関: 1東女医大・心臓血圧研究所
ページ範囲:P.1904 - P.1907
文献購入ページに移動 先天性心疾患(CHD)は生きて生まれた出生児1000について5-10人の割で出現している.その死亡と罹病は新生児〜乳児〜幼児期に高い.自然死亡と自然治癒,無発症例もあって,成人一老人期には少なくなる.従って,CHDは新生児期から老人期にわたり,病態上,種々の問題を提起する.不整脈もその1つである.
先天性心臓病学という範囲内だけでも,不整脈の出現とCHDの病態上の相関は密接であり,CHDの臨床上の立場から不整脈をながめてみるのも大いに意義がある.
先天性心臓病学という範囲内だけでも,不整脈の出現とCHDの病態上の相関は密接であり,CHDの臨床上の立場から不整脈をながめてみるのも大いに意義がある.
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