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カラーグラフ
糖尿病の腎生検像
著者: 廣瀬賢次1
所属機関: 1千葉大・第1内科
ページ範囲:P.1964 - P.1965
文献購入ページに移動 糖尿病の経過中には種々の腎疾患が出現し得るが,このうちもっとも普遍的なのは血管病変によるものである.この腎血管病変は動脈,細動脈および毛細管に対応して,病理組織上それぞれ動脈硬化,細動脈硬化と糸球体硬化に大別される.
腎生検標本ではこれらの所見のうち,動脈のそれは十分観察しにくいのでこれを除くと糖尿病患者120例中細動脈硬化は83.3%,糸球体硬化では結節性病変が21.7%,びまん性病変は77.5%,滲出性病変は6.7%の頻度で認められた.
腎生検標本ではこれらの所見のうち,動脈のそれは十分観察しにくいのでこれを除くと糖尿病患者120例中細動脈硬化は83.3%,糸球体硬化では結節性病変が21.7%,びまん性病変は77.5%,滲出性病変は6.7%の頻度で認められた.
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