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近代衛生学の開祖Max von Pettenkofer(1818-1901)への日本人門下生からの手紙
著者: 北博正1
所属機関: 1東医歯大・衛生学
ページ範囲:P.2156 - P.2156
文献購入ページに移動Pettenkofer関係の手紙が,Munchen爆撃の際にも大部分助かったということをきいていたので,昨1971年この地の国際生理学会に出席の際,Bayern国立図書館の手書き文書および古文書部門で探したところ,緒方正規関係13通,中浜東一郎関係10通を発見したが,鷗外のものはなくがっかりした(あるいは未整理なのかも知れない).ところが緒方のファイルから面白いものをみつけたので紹介する,即ち1892年(明治25年),Pettenkoferが学位を受けて50年の祝辞で,門下4名の連名である(右写真).
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