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文献詳細

雑誌文献

medicina9巻13号

1972年12月発行

文献概要

Editorial

ホルモンと高血圧

著者: 鳥飼龍生12

所属機関: 1東北公済病院 2東北大学

ページ範囲:P.2231 - P.2231

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 高血圧は人口の10%にみられる.その8割はいわゆる本態性高血圧で,残りの2割が症候性高血圧である.後者には原因に応じた治療法があり,殊に内分泌性高血圧や腎血管性高血圧では,手術による根治療法も可能である.これに対して降圧剤は効きにくいことが多い.従ってこのような高血圧の正確な診断は,実地上重要である.
 腎血管性高血圧の成因には,少なくともその初期の段階ではレニン・アンジオテンシン系が関与している.また初期に限らず,その診断には血漿レニン活性の測定が役に立つ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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