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文献詳細

雑誌文献

medicina9巻2号

1972年02月発行

文献概要

カラーグラフ

目でみるミオパチー

著者: 宇尾野公義12

所属機関: 1都立府中病院神経内科 2東大

ページ範囲:P.158 - P.160

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 ミオパチーの筋線維はその構築異常,散在性萎縮で代表され,時に肥大線維や中心核の出現,筋線維の断裂,間質の増加などをきたし,病因によっては空胞変性,硝子変性,脂肪浸潤,リンパ球浸潤,貪食細胞による壊死,再生像など種々の変化がみられる.さらに組織化学的には解糖系酵素活性の異常〜欠如,ミトコンドリアの数・大きさ・配列の異常,ミオシン蛋白異常,ring fiber,striatedannulet,sarcoplasmic massなど各ミオパチーに独特な所見がみられ診断の手がかりとなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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