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治療のポイント
失語症患者の扱いかた
著者: 長谷川恒雄1 和田あさ子1
所属機関: 1伊豆韮山温泉病院
ページ範囲:P.196 - P.198
文献購入ページに移動失語症は過去1世紀以上の長い間,精神医学,神経学,心理学などより研究が進められてきたが,その本質についてはまだ明らかでない.最近,言語に関連する多くの分野の人々による共同研究の動きが起こり,興味ある知見が得られると共に,失語症の治療やリハビリテーションについても新たな開拓がはじまろうとしている.ここでは失語症患者の取り扱い方のうち,ことばの訓練と社会復帰の問題について具体的に解説することにする.失語症の症状や分類に関して興味をもつかたは文末の文献を参照されたい.
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