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文献詳細

雑誌文献

medicina9巻2号

1972年02月発行

文献概要

小児診療

病気と入浴—特に気道疾患について

著者: 野村雅雄1

所属機関: 1共立蒲原総合病院小児科

ページ範囲:P.226 - P.227

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 毎日の診療,ことに外来診療で小児を診療する場合,最も多いというより,その大部分は気道感染症(気管支炎,肺炎を含む)である.そしてまた,母親からその時に受ける質問で最も多いのは,「食物の可否」と「入浴の可否」である.
 したがって,われわれとしては,これらの質問に対し,なんらかの返答をしなければならないのであるが,相手は病児であり,「そっと寝かしておけば安全」で,なまじ積極的に何かすれば,その後で病状に変化が起こった場合,「そのために悪くなった」といわれかねないので,従来この種の返答は,とかく消極的否定的に傾きがちであったことは否めない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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