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文献詳細

雑誌文献

medicina9巻2号

1972年02月発行

文献概要

免疫学入門

Ⅱ.免疫反応とその結果

著者: 鈴木秀郎1

所属機関: 1東大第1内科

ページ範囲:P.233 - P.238

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 前回はまず免疫とアレルギーの違いについてのべた後,主として免疫反応の成立機序,すなわち体内に入った抗原が如何にして免疫細胞を刺激し,免疫を成立させるかについてのべたが,今回は免疫細胞活動の結果おこること,すなわちつくられた抗体とその性質,一次反応と二次反応,細胞免疫などについてのべる.
 免疫反応の最も著明な結果は血中抗体の産生である.免疫反応にはもう1つ細胞免疫という現象があり,生物反応としてはむしろこのほうが重要であるが,研究がしやすいという点もあって,従来から血中抗体に関する研究が盛んであったし,最近さらに著しい進歩が認められている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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