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本邦人のアミロイドージス—第69回日本内科学会総会(4月6-8日:名古屋)シンポジウムから
著者: 荒木淑郎1
所属機関: 1川崎医大内科
ページ範囲:P.703 - P.703
文献購入ページに移動 amyloidoslsは,従来,わが国では稀な疾患として取り扱われてきたが,最近生検法の導入によって生前診断が可能となり,臨床例はしだいに増加しつつある.またamyloidそのものの生化学的,組織化学的および電顕的研究も徐々に盛んとなってきた.しかしながら本邦人についてのamyloidosisの実態,臨床像および研究の現状については不明の点が少なくなく,最近これらについての討議を要望する気運が次第に熟してきた.このたび第69回日本内科学会総会のシンポジウムに"本邦人のamyloidosis"(司会:東大,中尾喜久教授)がとりあげられ,各専門分野の立場から,本症の頻度,臨床,病理および病因に関する討議がなされたことは,誠に時宜を得たものであった.
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