icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina9巻6号

1972年06月発行

文献概要

カラーグラフ

尿沈渣鏡検

著者: 林康之1

所属機関: 1順大臨床病理

ページ範囲:P.722 - P.723

文献購入ページに移動
 尿中有形成分を遠沈して集め,鏡検することを尿沈渣鏡検といっており,簡単な手技にしては重要な診断情報が得られることから検査要求も多い.
 尿中有形成分の由来は,1)腎,泌尿器系組織からの剥離,脱落した細胞および円柱のように腎で生成されたもの,2)尿中溶質成分の析出,3)外界からの汚染,混入物などに大別される.さらに有形成分を分類すると次の通りであるが,鑑別できないもの,認めてもほとんど臨床的価値の確かめられていないものなど多種類にのぼり,すべてを明らかにすることはかなり困難である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら