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文献詳細

雑誌文献

medicina9巻7号

1972年07月発行

特集 これだけは知っておきたい診断のポイント

I.循環器系 7.見逃がされやすい心筋硬塞

心筋硬塞が見逃がされやすい場合

著者: 橋場邦武1

所属機関: 1長崎大第3内科

ページ範囲:P.894 - P.896

文献概要

 心筋硬塞の診断はその特有な臨床症状と心電図所見とから多くの場合にはあまり困難を感じない.現在広く行なわれているトランスアミナーゼなどの測定も診断上に有用であり,白血球増多,血沈促進なども参考になる.しかしながら多少とも非典型的な症例や,あるいは診察や検査の時期のいかんによっては,診断が困難であったり,または見逃がされたりする場合も少なくはない.以下,これに関した2,3の点について述べてみたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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