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文献詳細

雑誌文献

medicina9巻7号

1972年07月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい診断のポイント III.消化管 1.胃液のみかた

無酸症

著者: 三好秋馬1

所属機関: 1広大第1内科

ページ範囲:P.1019 - P.1022

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 無酸症という言葉はanacidity(無酸症),achlorhydria(塩酸欠如症)およびachylia gastrica(胃液欠如症)を漠然と表現しているように思える.
 成書によれば塩酸が欠如したときachlorhydria,総酸度が0なるときはanacidity,胃液の全成分が欠如したときachyliaという,と記述されているが,一般にはanacidityとachlorhydriaは同意義のごとく考えられ,achylia gastricaは塩酸と胃からの酵素が分泌されない場合を示すと理解されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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