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文献詳細

雑誌文献

medicina9巻7号

1972年07月発行

特集 これだけは知っておきたい診断のポイント

IV.肝・胆・膵 5.肝硬変,肝癌のきめ手

肝がんの診断

著者: 荒木嘉隆1

所属機関: 1東大第1内科

ページ範囲:P.1108 - P.1110

文献概要

肝がん診断の重要性
 わが国は,地理病理学的にみて,原発性肝がんの多発地域に属し,欧米諸国に比べてはるかに頻度が高いばかりでなく,近年しだいに増加する傾向がみられる.
 剖検にさいし,肝にみられるがんについて比較すると,続発性肝がん(転移性肝がん)の数は,原発性肝がんの約10倍も多いが,臨床上問題となるものにかぎった場合でも,原発性肝がんの約1.5倍程度はある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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