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特集 これだけは知っておきたい診断のポイント IV.肝・胆・膵 5.肝硬変,肝癌のきめ手
肝がんの診断
著者: 荒木嘉隆1
所属機関: 1東大第1内科
ページ範囲:P.1108 - P.1110
文献購入ページに移動肝がん診断の重要性
わが国は,地理病理学的にみて,原発性肝がんの多発地域に属し,欧米諸国に比べてはるかに頻度が高いばかりでなく,近年しだいに増加する傾向がみられる.
剖検にさいし,肝にみられるがんについて比較すると,続発性肝がん(転移性肝がん)の数は,原発性肝がんの約10倍も多いが,臨床上問題となるものにかぎった場合でも,原発性肝がんの約1.5倍程度はある.
わが国は,地理病理学的にみて,原発性肝がんの多発地域に属し,欧米諸国に比べてはるかに頻度が高いばかりでなく,近年しだいに増加する傾向がみられる.
剖検にさいし,肝にみられるがんについて比較すると,続発性肝がん(転移性肝がん)の数は,原発性肝がんの約10倍も多いが,臨床上問題となるものにかぎった場合でも,原発性肝がんの約1.5倍程度はある.
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