文献詳細
文献概要
特集 これだけは知っておきたい診断のポイント IV.肝・胆・膵 5.肝硬変,肝癌のきめ手
肝癌の新しい診断法—α-fetoprotein
著者: 遠藤康夫1 織田敏次1
所属機関: 1東大・第1内科
ページ範囲:P.1110 - P.1113
文献購入ページに移動これに加えて近年免疫化学的方法が有力な診断法として注目されてきている,α-fetoproteinを用いる方法がそれである.胎児血中に存在するこのα-fetoproteinとよばれる胎児特異性蛋白が,原発性肝癌患者の血中に特異的かつ高率に出現する事実が発見され,有力な診断法となってきている.
掲載誌情報