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特集 これだけは知っておきたい診断のポイント VI.代謝糸 5.血漿蛋白異常よりなにを考えるか
低蛋白血症
著者: 板原克哉1
所属機関: 1東北大脳研
ページ範囲:P.1202 - P.1204
文献購入ページに移動浮腫のある患者あるいは急激な体重減少を訴える患者をみた場合に,尿の検査と同時に血沈とか血清蛋白とか,さらにその蛋白分画を検討することは,蛋白に関する新しい臨床検査法の普及した今日では医家の常識とみなしてよかろう.そしてもし低蛋白血が発見されたなら(6g/dl以下),これが水血症によるみかけの上での低蛋白であるかどうか,血色素およびヘマトクリット値を参考として鑑別できるはずである。
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