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特集 これだけは知っておきたい診断のポイント VII.神経糸 4.言語障害の診かた
失語症
著者: 五島雄一郎1
所属機関: 1慶大内科
ページ範囲:P.1240 - P.1243
文献購入ページに移動 失語aphasiaとは言語象徴verbal symbolsの表出と了解の障害である.
大脳に言語に関する中枢があることが考えられたのは決して新しいことではないが,局在に関しては議論のあるところである.たとえば,右きき患者では左大脳半球が言語に関して優位であることは周知の事実であるが,左きき患者に関しては決して右側優位とはいえない.
大脳に言語に関する中枢があることが考えられたのは決して新しいことではないが,局在に関しては議論のあるところである.たとえば,右きき患者では左大脳半球が言語に関して優位であることは周知の事実であるが,左きき患者に関しては決して右側優位とはいえない.
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