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特集 これだけは知っておきたい診断のポイント VII.神経糸 5.神経検査のポイント
筋萎縮のある患者をみたとき
著者: 荒木淑郎1
所属機関: 1川崎医大内科
ページ範囲:P.1254 - P.1256
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筋萎縮とは筋の変性変化にもとづく容積の減少を意味し,主として下位運動ニューロンの障害および筋病変のさいにみられるものである.
臨床的立場から神経原性筋萎縮(neurogenicmuscular atrophy)と筋原性萎縮(myogenic at-rophy)に2大別するが,前者は運動神経細胞および末梢神経にわたる部位での傷害で現われるものであり,後者は筋自体の病変で現われるものである.表は筋萎縮を呈する主要疾患を示したものである.
筋萎縮とは筋の変性変化にもとづく容積の減少を意味し,主として下位運動ニューロンの障害および筋病変のさいにみられるものである.
臨床的立場から神経原性筋萎縮(neurogenicmuscular atrophy)と筋原性萎縮(myogenic at-rophy)に2大別するが,前者は運動神経細胞および末梢神経にわたる部位での傷害で現われるものであり,後者は筋自体の病変で現われるものである.表は筋萎縮を呈する主要疾患を示したものである.
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