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文献詳細

雑誌文献

medicina9巻7号

1972年07月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい診断のポイント VII.神経糸 5.神経検査のポイント

筋萎縮のある患者をみたとき

著者: 荒木淑郎1

所属機関: 1川崎医大内科

ページ範囲:P.1254 - P.1256

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筋萎縮の分類
 筋萎縮とは筋の変性変化にもとづく容積の減少を意味し,主として下位運動ニューロンの障害および筋病変のさいにみられるものである.
 臨床的立場から神経原性筋萎縮(neurogenicmuscular atrophy)と筋原性萎縮(myogenic at-rophy)に2大別するが,前者は運動神経細胞および末梢神経にわたる部位での傷害で現われるものであり,後者は筋自体の病変で現われるものである.表は筋萎縮を呈する主要疾患を示したものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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