文献詳細
特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
VII.神経糸 6.脳血管障害の診かた,考え方
文献概要
臨床所見
病理学者の多くがPachimeningitis hemorrhagica internaとよび,臨床家の多くが慢性硬膜下血腫とよぶこの病態は,病理発生学的に興味ぶかいと同時に,臨床像もまたたいへん注目すべき面をもっている.
発生機序に関する諸問題をさておいて,臨床家にとって—あるいは,ことに私自身にとってかもしれないが—興味をひどくそそられるのは,次のような事がらである.
病理学者の多くがPachimeningitis hemorrhagica internaとよび,臨床家の多くが慢性硬膜下血腫とよぶこの病態は,病理発生学的に興味ぶかいと同時に,臨床像もまたたいへん注目すべき面をもっている.
発生機序に関する諸問題をさておいて,臨床家にとって—あるいは,ことに私自身にとってかもしれないが—興味をひどくそそられるのは,次のような事がらである.
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