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特集 これだけは知っておきたい診断のポイント XI.感染症 2.ウイルス性疾患
コクサッキーウイルス感染症
著者: 中尾亨1
所属機関: 1札医大小児科
ページ範囲:P.1420 - P.1422
文献購入ページに移動 コクサッキーウイルスはエンテロウイルスの一つで現在まで表1のごとき疾患を起こすことが知られており,多彩な臨床像を示すわけである.哺乳マウスに起こす病変によってA群,B群に分けられ,A群には24型,B群には6型あることが知られている.このうち重要な疾患はヘルプアンギーナ(夏かぜを含む),無菌性髄膜炎,発疹症,流行性筋痛,心筋炎,心嚢炎,Hand, foot andmouth diseaseなどである.
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