文献詳細
特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
XII.心身症・精神科 2.間違われやすいてんかん発作
文献概要
はじめに
小発作てんかんの発症は小児の方がはるかに成人より多いといわれている.しかしながら,てんかん全体からみると,その発生率は比較にならぬほど少ないことも事実である.このことは大発作てんかんに比較して,小発作の臨床像が地味なことともあいまって,日常の臨床上でとかく小発作てんかんが見逃がされやすい原因となっている.
小発作てんかんの分類:小児科領域としてはつぎのように分類するのが便利である.1)点頭てんかん(infantile spasms),2)失立発作(akinetic sei-zure),3)アブサンス(absence),4)ミオクロニー発作(myoclonic seizure).
小発作てんかんの発症は小児の方がはるかに成人より多いといわれている.しかしながら,てんかん全体からみると,その発生率は比較にならぬほど少ないことも事実である.このことは大発作てんかんに比較して,小発作の臨床像が地味なことともあいまって,日常の臨床上でとかく小発作てんかんが見逃がされやすい原因となっている.
小発作てんかんの分類:小児科領域としてはつぎのように分類するのが便利である.1)点頭てんかん(infantile spasms),2)失立発作(akinetic sei-zure),3)アブサンス(absence),4)ミオクロニー発作(myoclonic seizure).
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