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特集 これだけは知っておきたい診断のポイント XVII.一般症状 2.症状からなにを考えるか
鼻出血
著者: 松岡松三1
所属機関: 1新潟大内科
ページ範囲:P.1535 - P.1536
文献購入ページに移動 鼻出血には症候性に起こるものと特発性に起こるものとがあり,症候性のものには局所的原因によるものと,全身的原因によるものとがある.局所的原因によるものは耳鼻科の疾患として扱われ,悪性腫瘍,出血性鼻茸,鼻ジフテリアなどがあるが,これらは局所の所見から診断は容易である.全身的疾患の1つの随伴症状として現われる場合には反復する鼻出血によって全身的の疾患が発見されることが少なくないので,はなはだ重要な症状である.
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