icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina9巻7号

1972年07月発行

文献概要

特集 これだけは知っておきたい診断のポイント XVII.一般症状 2.症状からなにを考えるか

鼻出血

著者: 松岡松三1

所属機関: 1新潟大内科

ページ範囲:P.1535 - P.1536

文献購入ページに移動
 鼻出血には症候性に起こるものと特発性に起こるものとがあり,症候性のものには局所的原因によるものと,全身的原因によるものとがある.局所的原因によるものは耳鼻科の疾患として扱われ,悪性腫瘍,出血性鼻茸,鼻ジフテリアなどがあるが,これらは局所の所見から診断は容易である.全身的疾患の1つの随伴症状として現われる場合には反復する鼻出血によって全身的の疾患が発見されることが少なくないので,はなはだ重要な症状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら