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文献詳細

雑誌文献

medicina9巻8号

1972年07月発行

文献概要

治療のポイント

新しい抗白血病剤の使い方—多剤併用間歇療法

著者: 天木一太1

所属機関: 1日大・第1内科

ページ範囲:P.1597 - P.1602

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白血病の治療は急性型と慢性型とでまったく異なる
 慢性白血病と急性白血病とでは,白血病治療に対する考え方,治療の方法が根本的に違っている.
 慢性白血病では,正常の血球に近い白血病細胞が増加する.この細胞は著しく増加しても,それほど正常の血球の増殖を抑圧しないので,治療は増加している白血病細胞を,なるべく少量の薬剤を使用して,なるべく緩徐に,正常近くまで低下させてやればよい.これは危険がないので,外来でも可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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