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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科1巻5号

1973年11月発行

文献概要

手術手技

経蝶形骨洞下垂体手術

著者: 松村浩1

所属機関: 1関西医科大学教授脳神経外科

ページ範囲:P.375 - P.384

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Ⅰ.はじめに
 Sellar regionのtumorに対するapproachとしては,(1)通常のsubfrontal routeをとり両側のoptic nerveの間からapproachする方法,(2)frontal baseの後寄りをSylvian fissureに沿ってlateralから入りoptic nerveとinternal carotid arteryとの間,およびinternal carotidarteryとoculomotor nerveとの間からtumorに到達する方法,(3)1910年のHirsch10)によって創めて記載され,Cushing1)によって受けつがれ,更に最近Hardy8,9)によって著しい改良を見たtranssphenoidal apProachの3つに大別されよう.最も最近Rand15)はtransfrontal transsphenoidal approachを発表したがこれはsubfrontal approachのmodificationと考えてよいであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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