文献詳細
文献概要
手術手技
経蝶形骨洞下垂体手術
著者: 松村浩1
所属機関: 1関西医科大学教授脳神経外科
ページ範囲:P.375 - P.384
文献購入ページに移動Ⅰ.はじめに
Sellar regionのtumorに対するapproachとしては,(1)通常のsubfrontal routeをとり両側のoptic nerveの間からapproachする方法,(2)frontal baseの後寄りをSylvian fissureに沿ってlateralから入りoptic nerveとinternal carotid arteryとの間,およびinternal carotidarteryとoculomotor nerveとの間からtumorに到達する方法,(3)1910年のHirsch10)によって創めて記載され,Cushing1)によって受けつがれ,更に最近Hardy8,9)によって著しい改良を見たtranssphenoidal apProachの3つに大別されよう.最も最近Rand15)はtransfrontal transsphenoidal approachを発表したがこれはsubfrontal approachのmodificationと考えてよいであろう.
Sellar regionのtumorに対するapproachとしては,(1)通常のsubfrontal routeをとり両側のoptic nerveの間からapproachする方法,(2)frontal baseの後寄りをSylvian fissureに沿ってlateralから入りoptic nerveとinternal carotid arteryとの間,およびinternal carotidarteryとoculomotor nerveとの間からtumorに到達する方法,(3)1910年のHirsch10)によって創めて記載され,Cushing1)によって受けつがれ,更に最近Hardy8,9)によって著しい改良を見たtranssphenoidal apProachの3つに大別されよう.最も最近Rand15)はtransfrontal transsphenoidal approachを発表したがこれはsubfrontal approachのmodificationと考えてよいであろう.
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