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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科1巻6号

1973年12月発行

文献概要

研究

反応よりみた意識障害の分類—重症頭部外傷患者予後判定の資料としての意義

著者: 杉浦和朗1

所属機関: 1日本医科大学脳神経外科 2

ページ範囲:P.475 - P.480

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Ⅰ.はじめに
 頭部外傷急性期の患者管理に意識レベルの推移把握が重要であることは繰り返し強調されているが7,9,11),これを受傷後経時的に追跡し各時間ごとの意識状態と予後を比較した報告はみられない.この原因の一つに意識に関連した言葉の定義が明確でないことがあげられる.筆者らは今回外部刺激に対する患者のmaximum responseにより判定した意識状態と患者の予後を比較し,この判定法が重症頭部外傷患者の予後推定に有用であると老えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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