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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科1巻6号

1973年12月発行

文献概要

研究

聴神経腫瘍術後顔面神経麻痺の治療—アンケート及び筋電図による検討

著者: 塚本泰1

所属機関: 1国立東京第一病院

ページ範囲:P.481 - P.489

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Ⅰ.はじめに
 聴神経腫瘍摘出手術の際合併する顔面神経麻痺は,この腫瘍が良性で長期生存例の多いこと女性に多いこと,また外見上ばかりでなく発語障害を来すこと等大きな問題である.
 もちろん近年のmicrosurgeryらの手術法の発達により顔面神経の機能を損わずに腫瘍の全摘が可能な例も増えて来ているが,顔面神経が腫瘍に埋没し不離である症例,また術中解剖学的には神経の連続が保たれているにもかかわらず顔面神経機能の回復が起らない例等,術後顔而神経麻痺患者はいまだ多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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