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研究
高プロラクチン血症を呈する下垂体腺腫の内分泌動態に及ぼす手術療法の効果
著者: 佐藤修1 堀田晴比古1 中川俊男1 相馬文勝1 蓮沼正博1 土田博美1 田辺純嘉1 小林計理2 井上慶俊2
所属機関: 1札幌医科大学脳神経外科 2王子総合病院脳神経外科
ページ範囲:P.55 - P.62
文献購入ページに移動PRL 産生下垂体腺腫について,血清PRL基礎値,乳汁漏出,無月経に及ぼす手術療法の効果についての報告は多い.しかしながら,各種内分泌動態に及ぼす手術の影響について検討した報告は極めて少ない.そこでわれわれは,高プロラナチン(PRL)血症を呈するPRL産生下垂体腺腫およびPRL非産生視床下部侵襲腺腫(視床下部腺腫)に対する手術の影響を,内分泌動態の面から詳細に検討を行ったので,その結果を報告する.
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