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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科10巻1号

1982年01月発行

文献概要

症例

Holoprosencephalyの髄液短絡術後長期生存例

著者: 北原正和1 嘉山孝1 児玉南海雄1 高久晃2 鈴木二郎1

所属機関: 1東北大学脳研脳神経外科 2富山医科薬科大学脳神経外科

ページ範囲:P.91 - P.96

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I.はじめに
 Holoprosencephalyは種々の臨床的特徴を有する大脳の形成障害の1つであるが,予後不良で,生後1年以内に死亡している例が多い1-3,6-9,11,18,20),本稿では,在胎中に巨大頭蓋を発見され,帝王切開にて出産,生後3日目に先天性水頭症として当科に人院し,臨床検査でholoprosencephalyが疑われ,生後22日目に脳室腹腔短絡術を施行し,長期生存に至りた症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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