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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科10巻11号

1982年11月発行

文献概要

症例

脳動脈瘤クリップ後の再発

著者: 蛯名国彦1 岩淵隆1 鈴木重晴1 鈴木幹男1

所属機関: 1弘前大学脳神経外科

ページ範囲:P.1195 - P.1201

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I.はじめに
 破裂すればくも膜下出血の主因となる脳動脈瘤の根治治療法としては,頭蓋内直達手術による脳動脈瘤柄のclippingが最も確実かつ安全な手術方法の代表と信じられ,広く用いられてきた.しかしながら最近われわれは,術中の確認はもちろん,術後の脳血管撮影でも動脈瘤柄を含めて動脈瘤の消失を確認ののち,数年を経て同部位に,より大きな動脈瘤の再発をみた症例を相次いで経験したので,脳血管撮影所見および組織学的に検討を加えてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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