文献詳細
解剖を中心とした脳神経手術手技
文献概要
頸動脈—海綿静脈洞瘻(CCF)の治療について,差当りのゴールは,内頸動脈本幹を開存したままで,また洞内の諸神経を傷つけることなく,瘻孔だけを選択的に閉鎖することにある.この目的のため現在採られている方法は,
1)endarterial approach:頸部より内頸動脈内を介してdetachable balloon catheterを上げ,balloonで瘻孔部を閉じたのち,catheterを抜去.
2)venous approach:海綿静脈洞に通じる静脈系,例えばjugular veinからballoon catheter,あるいは血栓形成のための銅線などを入れて洞内に滑り込ませ,静脈の側で瘻を処置する.
3)d董rect surgicai approach:開頭し,海綿洞部に対す る直達手術を行う.
1)endarterial approach:頸部より内頸動脈内を介してdetachable balloon catheterを上げ,balloonで瘻孔部を閉じたのち,catheterを抜去.
2)venous approach:海綿静脈洞に通じる静脈系,例えばjugular veinからballoon catheter,あるいは血栓形成のための銅線などを入れて洞内に滑り込ませ,静脈の側で瘻を処置する.
3)d董rect surgicai approach:開頭し,海綿洞部に対す る直達手術を行う.
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