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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科10巻4号

1982年04月発行

文献概要

研究

MetrizamideによるTotal myelography—170例の経験

著者: 小山素麿1 内堀幹夫1 霜坂辰一14 五十嵐正至1 相井平八郎2 半田譲二3

所属機関: 1大津市民病院脳・神経外科 2大津市民病院内科 3滋賀医科大学脳神経外科 4三重大学脳神経外科

ページ範囲:P.383 - P.392

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I.はじめに
 水溶性造影剤の副作用が浸透圧に関係することが明らかにされ20,29),Almen4)が非イオン性低浸透圧性の造影剤の開発を促したことからmetrizamideが誕生し,多くの基礎的49,56,68),臨床的研究1,30,53),をへて,1972年以来,主としてヨーロッパで広く臨床に用いられるようになった9,23,32,35,54,55,71)
 次いでKehler36),BoydとGardiner,Jr.8),Skalpe60,61),SackeuとStrother48)らによって新しい脊髄くも膜下腔造影法が紹介され,今日では各国でこの方法が,従来からの油性造影法,ガス造影法に変る趨勢にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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