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研究
MetrizamideによるTotal myelography—170例の経験
著者: 小山素麿1 内堀幹夫1 霜坂辰一14 五十嵐正至1 相井平八郎2 半田譲二3
所属機関: 1大津市民病院脳・神経外科 2大津市民病院内科 3滋賀医科大学脳神経外科 4三重大学脳神経外科
ページ範囲:P.383 - P.392
文献購入ページに移動水溶性造影剤の副作用が浸透圧に関係することが明らかにされ20,29),Almen4)が非イオン性低浸透圧性の造影剤の開発を促したことからmetrizamideが誕生し,多くの基礎的49,56,68),臨床的研究1,30,53),をへて,1972年以来,主としてヨーロッパで広く臨床に用いられるようになった9,23,32,35,54,55,71).
次いでKehler36),BoydとGardiner,Jr.8),Skalpe60,61),SackeuとStrother48)らによって新しい脊髄くも膜下腔造影法が紹介され,今日では各国でこの方法が,従来からの油性造影法,ガス造影法に変る趨勢にある.
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