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研究
Metrizamide(Amipaque)の副作用—Amipaque cervical myelographyから
著者: 岡田慶一1 西松輝高1 和田裕千代1 小松俊一1
所属機関: 1伊勢崎市民病院脳神経外科
ページ範囲:P.511 - P.518
文献購入ページに移動従来のイオン化水溶性造影剤は脳室または腰椎くも膜下腔造影のみ適応とされていた.metrizamide(Amipa-que)はdeoxyminoglucose誘導体でイオン化せず,低い浸透圧濃度を保つことで神経毒性や局所耐容性に大幅な改善がなされ,頭蓋内くも膜下腔への造影剤流入を可能2,6,16,19,26,42,46,47)とし,その有用性は高く評価されている4,34,40).しかし,われわれは文献上安全とされている3,000mgI以下13,36,46)のAmipaqueによるcollven-tional cervical myelography45,47)で高頻度に多彩な一過性副作用を認めた.したがってAmipaqueは,その使用方法によっては,かなり高率に神経毒性を発揮する可能性があると考えられるので,若干の考察を加えて報告する.
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