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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科10巻6号

1982年06月発行

文献概要

症例

頸髄Spontaneous hematomyeliaの1手術例

著者: 北原孝雄1 宮坂佳男13 大和田隆1 矢田賢三1 米良博光2

所属機関: 1北里大学脳神経外科 2北里大学整形外科 3国立相模原病院脳神経外科

ページ範囲:P.675 - P.679

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I.はじめに
 発症に先駆するmyelopathyを認めず,突然の疼痛発作後,急激に進行するlong tract signを特徴とする,いわゆる"spowaneous hematomyelia"は稀な疾患とされている.
 今回著者らは,病理組織学的にcavernous hemangio-maが原因であった上位頸髄部の"spontaneous hemato-myelia"の1手術例を経験し,良好な結果を得たので報告するとともに,本疾患の概念,臨床像,診断および治療上の問題点に関して検討を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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