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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科10巻7号

1982年07月発行

文献概要

症例

Incidental meningioma

著者: 佐山一郎1 伊藤善太郎1 大田英則1 小林恒三郎2 深沢仁3

所属機関: 1秋田県立脳血管研究所脳神経外科 2秋田県立脳血管研究所神経内科 3秋田県立脳血管研究所病理科

ページ範囲:P.761 - P.767

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I.はじめに
 外傷や脳動脈瘤手術の開頭時,偶然に主病変とは別の脳腫瘍が見いだされることがある.また剖検時にも,生前には気づかれなかった脳腫瘍が認められることがあり,この場合,特に髄膜腫例が多いとされる1,17.著者らは過去12年間に38例の髄膜腫を経験しているが,このうち全く偶然の機会に見いだされた同腫瘍は5例であった.本論文では,これら5例をincidental meningio-maと仮称して,5例の発見の経緯,臨床上の特徴,その臨床病理学的意義について言及する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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