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研究
長期徐放性Bleomycin錠剤の基礎および臨床的検討—第2報
著者: 片倉隆一1 森照明1 鈴木二郎1
所属機関: 1東北大学脳疾患研究施設脳神経外科 2東北大学医学部付属病院脳神経外科
ページ範囲:P.941 - P.944
文献購入ページに移動われわれは脳腫瘍の局所化学療法を目的とし水溶性抗癌剤Bleomycin(BLM)の長期徐放性剤型を作製した.これは,BLMに乳糖を賦加したものを高分子樹脂にて被膜化した錠剤で高分子樹脂の種類と被膜の厚さを変えることにより自由に徐放時間が調節できるものであり,その基礎実験に関してはすでに本誌にて報告した8),今回は,本錠剤を用いた担腫瘍ラットに対する抗腫瘍効果につき検討し,また臨床的にも応用を試みたので報告する.
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