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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科11巻10号

1983年10月発行

文献概要

研究

破裂脳動脈瘤のCT—初回破裂発作と再破裂発作

著者: 鈴木倫保1 小川彰1 桜井芳明1 小松伸郎1 鈴木二郎2

所属機関: 1国立仙台病院脳卒中センター 2東北大学脳研脳神経外科

ページ範囲:P.1077 - P.1082

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I.はじめに
 破裂脳動脈瘤の初回破裂発作と再破裂発作ではその手術適応や手術のtimingを決定する上で微妙な差があり,さらに再破裂発作では,初同破裂発作より症状が重篤になることが知られている.したがって,再破裂発作後の手術適応,手術時期,手術法を決定するためには,初回破裂発作時と再破裂発作時の種々の病態の相違を明らかにする必要がある.
 今回われわれは過去2年間に経験した120例の破裂脳動脈瘤症例中,初回破裂症例71例,再破裂症例49例について,CT scanを用い比較検討を行い,その映像の相違について検討を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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