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研究
脳外科疾患における経大腿カテーテル塞栓術
著者: 高橋伸明1 菊池晴彦1 唐澤淳1
所属機関: 1国立循環器病センター脳神経外科
ページ範囲:P.591 - P.602
文献購入ページに移動血管造影の手技が発達するにつれて,選択的あるいは超選択的血管造影が可能となり,それに伴い,近年intravascular surgeryもめざましい発展を遂げつつある.
すなわち,外頸動脈系が関与する血流豊富な腫瘍(髄膜腫,頸静脈球腫瘍,顔面血管腫,副鼻腔や咽頭の腫瘍など),顔面および頭皮動静脈奇形,頸動脈海綿静脈洞瘻,硬膜動静脈奇形あるいは脳動静脈奇形に対して,力テーテル塞栓術が一般に行われてきた.
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