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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科11巻8号

1983年08月発行

文献概要

症例

脳血管撮影中に造影剤のExtravasationを認めた巨大脳動脈瘤の1例

著者: 吉野英二1 山木垂水1 樋口敏宏1

所属機関: 1済生会滋賀県病院脳神経外科

ページ範囲:P.875 - P.880

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I.はじめに
 脳動脈瘤患者の脳血管撮影中に造影剤のextravasationを認めた報告は数多い3,4,10,13).最近では脳血管撮影だけでなく,CTscanにてextravasahonを碓認した報告も散見される5).筆者らは最近,脳血管撮影中に再破裂を来たし,脳血管撮影とこれにひき続いて施行したCT scanの両者において造影剤のeMravasationを認めた巨大脳動脈瘤の興味深い1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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