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研究
乳児水頭症の大泉門圧—特に正常頭囲を有する未シャント水頭症例6例を中心とした検討
著者: 本田英一郎1 林隆士2 大島勇紀3 石橋章3 倉本進賢3
所属機関: 1北九州中央病院脳神経外科 2聖マリア病院脳神経外科 3久留米大学脳神経外科
ページ範囲:P.935 - P.944
文献購入ページに移動乳幼児水頭症には種々の髄液動態や形態(脳室)の変化が見られる,たとえば以前から問題となっているcompensated type,arrested type,slowly progressivetypeなどの水頭症例の判別にはまだ困難な点が数多い.今回はこれらを総括したかたちで,特に頭囲が正常の上限にあるため,一見,正常児と思われ,それが故に何らかの理由で未シャントのまま3-5年間follow-upされた水頭症6例を中心に,その予後と頭蓋内圧変動および脳室との相関を検討したので報告する.
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