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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科12巻1号

1984年01月発行

文献概要

症例

拡大した頸静脈孔を通って頭蓋内外へと伸展した巨大神経線維腫—CTスキャン所見と手術アプローチについて

著者: 花北順哉1 今高清晴1 半田肇1

所属機関: 1京都大学脳神経外科 2現籍 静岡県立総合病院脳神経外科

ページ範囲:P.109 - P.113

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I.はじめに
 脳神経外科領域において,CTスキャンにより得られる情報は極めて多いが,腫瘍の頭蓋外あるいは脊椎管外への伸展状況が正確に把握されるということもそのうちの1つである.われわれは最近,頭蓋内では小脳テント下面に達し,拡大した頸静脈孔を通って頭蓋外では第3頸椎レベルにまで伸展した神経線維腫を経験した.この巨大な神経線維腫について,CTスキャンの所見を中心に報告し,手術アプローチについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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