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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科12巻11号

1984年10月発行

文献概要

研究

動注法による脳血管のDigital subtraction angiography

著者: 永田泉1 菊池晴彦1 唐澤淳1 光木徹1 鳴尾好人1 高宮誠2

所属機関: 1国立循環器病センター脳神経外科 2国立循環器病センター放射線科

ページ範囲:P.1273 - P.1278

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I.はじめに
 脳神経疾患の診断における脳血管造影の重要性については述べるまでもないが,最近digital subtraction an-giography(DSA)が開発され,造影剤の静注によっても脳血管の造影が可能となり,比較的non-invasiveなため主としてスクリーニング検査として使用されるようになった2,3,7-9).しかし静注法によるDSAの解像度は特に頭蓋内血管の診断に関しては不十分であり,術前の精査目的にこれを用いるのはいまだ不適当と考えられる.今回,脳神経疾患の診断におけるDSAの可能性と有用性を検討するため動注法によりDSAを行い良好な結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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