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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科12巻2号

1984年02月発行

文献概要

研究

急性期脊髄損傷に対する観血的治療法Posterior longitudinal myelotomyの効果について

著者: 橘滋国1 岡田耕造1 大和田隆1 矢田賢三1

所属機関: 1北里大学脳神経外科

ページ範囲:P.183 - P.188

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I.はじめに
 急性期脊髄損傷症例の観血的除圧術の適否についてはいまだ意見の一致をみない.損傷脊椎の支持機能再建の必要性は論を待たないが,損傷脊髄に対する積極的治療が,有効か否かで意見が分かれている.われわれは従来より,急性症例に対し積極的に除圧術を試みてきたが,その成績は満足するものとはいい難い.今回,観血的治療法として,さらに損傷脊髄の後方正中切截術(poste-rior longitudinal myelotomy)にて髄内減圧を行った急性期頸髄損傷例について分析したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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