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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科12巻2号

1984年02月発行

文献概要

症例

眼窩静脈撮影後に自然治癒を示した外傷性内頸動脈海綿静脈洞瘻の1例

著者: 岩井良成1 堀江幸男1 西嶌美知春1 岡伸夫1 塚本栄治2

所属機関: 1富山医科薬科大学脳神経外科 2済生会富山病院脳神経外科

ページ範囲:P.199 - P.203

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I.はじめに
 内頸動脈海綿静脈洞瘻(CCF)の自然治癒はそれほど稀ではなく,従来より約10%前後5,17,18)と報告されているが,自然治癒を脳血管撮影上で確実にとらえ,その治癒機転について考察を加えている報告7,11,21,22,24,26,28,30)は少ないようである.
 今回われわれは,眼窩静脈撮影直後より急速に症状が軽快し自然治癒した外傷性CCFを経験したので,若干の考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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