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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科12巻3号

1984年03月発行

文献概要

研究

脳動脈瘤術後患者のてんかん発作発現頻度と抗てんかん剤の予防的投薬—第1報

著者: 能谷正雄1 河村弘庸1 天野恵市1 谷川達也1 川畠弘子1 伊関洋1 塩飽哲士1 長尾建樹1 柿木良夫1 喜多村孝一1

所属機関: 1東京女子医科大学脳神経センター脳神経外科

ページ範囲:P.269 - P.274

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I.はじめに
 脳神経外科領域において,開頭術,頭部外傷後にてんかん発作が発現することは決して稀ではない.これらの発作を予知し予防することはわれわれ脳神経外科医に課せられた大きな課題の1つである.
 著者らは大脳皮質への手術侵襲が比較的少ない脳動脈瘤慢性期手術例において,術後てんかん発作の発現頻度を調べ,開頭術後の抗てんかん剤の予防的投与法について考察したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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