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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科12巻3号

1984年03月発行

文献概要

症例

皮質下Cavernous angioma 6例の臨床的検討

著者: 森本哲也1 竹村潔1 榊寿右1 堀浩1 宮本誠司2 京井喜久男2 内海庄三郎2

所属機関: 1国立奈良病院脳神経外科 2奈良県立医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.359 - P.367

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I.はじめに
 頭蓋内cavernous angiomaは比較的稀な疾患であるが,病巣が手術可能な部位に存在することが多く,手術による治癒率が高いことより従来から注目されてきた.また,hemangioma calcificansが難治性のてんかん発作の原因となる器質的病変として重要視されつつある.著者らは最近,皮質下に存在する比較的小さいCavernousangioma 6例を経験し,そのCT像や脳血管撮影像を中心に詳細な分析を行い,それらの所見と手術所見とを対比検討したので文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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