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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科12巻3号

1984年03月発行

文献概要

症例

Congenital subclavian stealの1例

著者: 佐和弘基1 古瀬清次1 岡本好史2 斉藤正一3

所属機関: 1島根医科大学脳神経外科 2島根医科大学第一外科 3島根医科大学小児科 4現籍 大阪府済生会野江病院脳神経外科 5九州大学医学部脳神経病研究施設神経病理

ページ範囲:P.383 - P.387

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I.はじめに
 Subclavian steal syndromeは1960年Contorni8)によって記載され,翌年Reivich33)によってclinical syn-dromeとして確立された.その原因は動脈硬化性のものが最も多く80-90%を占めるが40),他に先天性心血管発育不全または欠損,手術後遺症,大動脈炎,外傷などがある.今回われわれは先天性心血管奇形による1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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