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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科12巻5号

1984年04月発行

文献概要

解剖を中心とした脳神経手術手技

バルーン・テクニック

著者: 滝和郎1 半田肇1

所属機関: 1京都大学脳神経外科

ページ範囲:P.551 - P.557

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I.はじめに
 balloon catheterを使用した治療法で,歴史的に有名なものにFogarty catheterを用いた外傷性頸動脈海綿静脈洞瘻(外傷性CCF)があげられる)7).近年は,detachable balloon catheterや1,3,6,9,10),leak ballooncatheter4,5,10)の開発が行われ,balloon techniqueは人工塞栓術において必要不可欠な手技になりつっある.しかしながらいまだ一般化していないのが現状であろう.その理由の1つとして,諸家により使用されているcatheterが一様でなく,これに伴う手技の違いがあげられよう.本論文では,各種カテーテルの使用方法,具体的手技,適応などについて概説してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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