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脳神経外科診療の普遍化のめざすもの
著者: 坪川孝志1
所属機関: 1日本大学脳神経外科
ページ範囲:P.887 - P.887
文献購入ページに移動確かに学問の歴史のない後進国日本では,科学する必然性もなく,また方法すら模倣から出発しなければならなかったし,日本の風土が学問の育ちにくい環境であったことも事実である.しかし,科学しなければならない必然性があれば,その結果の集大成として,どのような環境でも学問が育つはずである.その科学しなければならない必然性が,いかに激しいか,どれほど広い層で感じとられているかが,学問の発展を条件づけている.
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