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研究
側脳室,第3脳室近傍腫瘍に対するTranscallosal approach
著者: 会田敏光1 阿部弘1 岩崎喜信1 宝金清博1 都留美都雄1
所属機関: 1北海道大学脳神経外科
ページ範囲:P.943 - P.950
文献購入ページに移動1966年,Milhoratら17)は動物実験により,transcal-osal approachが正中部深部腫瘍に対する手術接近法として可能であることを明らかにし,実際にLongら16)は第3脳室craniopharyngioma例に有効な手術接近法として報告した.Microsurgeryの発達により,近年,trans-callosal approachを使用した多数例の手術経験が報告されている19,21).われわれも最近は,側脳室,第3脳室腫瘍に対して,さらに従来は手術が困難であった基底核部,視床部腫瘍に対する手術接近法としてtranscallosal approachを用いて,本法が脳損傷をもたらすことが少なく,広い視野が得られる優れた手術接近法であることを確認した.本法の適応,合併症について検討し,報告する.
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