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新しき旅立ちへ
著者: 太田富雄1
所属機関: 1大阪医科大学
ページ範囲:P.1005 - P.1005
文献購入ページに移動これに対し,気脳写や脳血管写などの補助検査法が導入された時期が第2期にあたる.病変の局在診断は飛躍的に向上したが,病変により圧排された脳室や,脳血管の偏位の具合から,間接的に病変の局在を知るというものであった.したがって,"影"として表現される補助検査所見から如何に正確に"真の病像"を推測するかが,重要な部門を占めるようになった.神経放射線学が欧米で独立した科を作るようになったのも,当然の成り行きであった.
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